公益財団法人 軽種馬育成調教センター 採用情報


   


現在担当している業務は

私は現在、業務課業務第1係に所属しております。
業務内容は主に調教場内の調教監視業務と、利用馬及び牧場従業員の登録や利用料金等のデータ入力業務です。
業務第1係では調教場内の人馬の安全を監視し、落馬事故等の対応をするとともに、場内の監視カメラを使い、調教監視センター・屋内600mトラック砂馬場・屋内直線馬場にいる監視員と無線で連絡を取り合い、牧場から提出される利用馬報告票と監視により確認した頭数が合っているかを確認したうえでデータ入力し、1か月ごとに利用料金を集計し請求書を作成しています。
また、調教場を利用するためには利用馬と牧場従業員の登録が必要で、利用馬は適切な間隔でインフルエンザ等の予防接種をしているか馬の健康手帳で確認し、牧場従業員は万が一事故が発生し救急搬送された場合に身元の確認が必要なことを踏まえ、生年月日や住所等のデータを登録する業務を行っています。


公益財団法人 軽種馬育成調教センター(BTC)を就職先として選んだ理由は

私は馬産地である浦河町で育ったため、幼稚園や小学生の頃に乗馬体験をしたり、授業で調教場の見学に来たり、身近に馬を見ることができる環境でした。大学は地元を離れていましたが、卒業後は地元に就職したいと考えており、また、馬に携わる仕事をしてみたいと思い入職しました。


BTCの魅力は

1番の魅力はやはり調教場の広さだと思います。 さらにBTCの調教場は全部で11種類のコースがあり、屋内馬場も3コースあるので、冬期間でも様々な調教を行うことができ、それを間近で見ることができるのも魅力の1つだと思います。もちろん調教場内の人馬の安全を監視するというのがメインですが、初めて近くで調教を見た時、迫力やスピード感に圧倒されたのを今でも覚えています。


これまでに印象深かったことは

BTC利用馬がGⅠを勝った時は特にうれしいです。
重賞に限らずですが、利用馬が走っているレースは気になりますし、勝つととてもうれしいです。私はJRAのメインレースを買う程度ですが、利用馬の勝馬投票券を買って応援するのも楽しみの1つです。


仕事の面白さ、やりがい、大切にしていることは

業務第1係は主に調教場内の安全監視や事故等の対応を行っていますが、馬場整備等に関することは業務第2係、場内の施設の破損等に関しては施設設備係に依頼をしています。
調教場内に不備や破損箇所があったままだと危険なので、なるべく早く各係と連携を取り合い、速やかに修理等を行えるよう心がけていますし、業務中の出来事は全員が共有できるように必ず報告や引継ぎをすることを大切にしています。
また、業務第1係は牧場従業員の皆さんと顔を合わせる機会が多く、現場の意見を聞くことができるためとても参考になりますし日々勉強しながら楽しく仕事をしています。


今後の目標

入職してから上司や先輩から学んできたことを後輩に伝えていけるようにこれからも頑張りたいです。
また、今後も牧場従業員の皆さんに事故が無いよう安全に調教場を利用していただき、BTC利用馬が1レースでも多く勝てるように調教場の運営・管理に努めていきたいです。


就職活動中の皆さんへのメッセージ

自分がなりたい職業がある方もいれば、なかなかなりたい職業が見つからず悩んでいる方もいるかと思います。
私も最初は慣れないことも多く苦労することもありましたが、わからないことや困ったときは積極的に上司や先輩に聞いて、徐々に色々なことを覚えていきました。
仕事に限らずですが、わからないことがあったときは1人で悩むよりも他人の意見を聞いてみるのも大事だと思います。
BTCは係によって色々な職種があるので、少しでも興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。


先輩紹介インタビュー