公益財団法人 軽種馬育成調教センター(BTC)について


世界的な競馬の国際化・自由化の波の中で、日本中央競馬会(JRA)は、
世界に通用する強い馬づくりに必要とされる育成・調教の強化を図るため、
北海道浦河町に日高育成総合施設軽種馬育成調教場を建設しました。

公益財団法人軽種馬育成調教センター(Bloodhorse Training Center、BTC)は
軽種馬の資質の向上並びに軽種馬の生産・育成者の経営基盤の安定、強化を図り、
競馬の安定的な発展を通じ、地域社会の健全な発展に寄与することを目的に
1991(平成3)年3月15日に設立され、主に以下の事業を行っています。

1.軽種馬の育成調教技術の改善・普及
2.軽種馬の育成調教技術者の養成
3.共同利用に供する軽種馬育成調教施設の運営・管理及び貸与

日高育成総合施設軽種馬育成調教場は、イギリスのニューマーケットや
フランスのシャンティイ等世界有数の調教場に匹敵する施設を有しており、
各育成者が多種多様な調教コースを効果的に使用し、日々強い馬づくりに取り組んでいます。

また、育成調教技術の改善・普及に寄与するため講演会の開催や
技術普及誌「BTCニュース」を発行するとともに、
競走馬の育成調教に必要な人材(育成調教技術者)を養成しています。

 ※「軽種馬(けいしゅば)」とは馬のうち「サラブレッド」
「サラブレッド系種」「アラブ」「アングロアラブ」「アラブ系種」の5種類を指します。